謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます。

  2011年を振り返ると、大きな自然災害が多発し、いよいよ乱世の時代を迎えたように思います。しかし私個人としては20歳代の総決算というべき嬉しい出来事もありました。

  3冊目の共著『観光文化と地元学』が出たこと、応募したエッセイが入選したこと、ライフワークと仕事を結び付けられはじめたこと、そして懐かしい旧友たちと再会できたことなどですが、何よりも家族ともども大きな怪我や病気をすることなく、健康に過ごせたことに感謝しなければなりません。

  そして、様々な場面で支えて下さった友人、知人、仲間たち(水くさい言い方ですが、それほどご縁が深くないと思われる人々)にも心より感謝申し上げるしだいです。こうした中で、ひとつの区切りがついたというよりも、学問でも生き方でも原点回帰の思いを強くしたのが事実です。

  この昨年の原点回帰を踏まえ、今年2012年はいっそう学問に励み、執筆活動、講師業を粘り強く続けていきたいと思っています。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

  末筆ながら皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。