表現の学校

 7月13日(土)、第1回表現の表現の学校 in 大阪に参加してきました。表現やコミュニケーション、特に自分自身の身体や心理にも影響を与えているノンバーバル・コミュニケーションについて、勉強しました。講師の沖田さとしさんは、俳優としてテレビ・映画などで活躍されると同時に、経済心理学者のもとで学び、ノンバーバル・コミュニケーションを社会に、人びとに活かす研究・実践を重ねられてきた方です。
 実演を交えた、実践的な講義で、あっという間に2時間が過ぎました。身体を使うということの大まかなイメージが出来たように思います。私自身も人前でお話をする仕事柄、身体的にも心理的にもベストの状態に自分を維持する必要を痛感しており、これからトレーニングを行いたいと思いました。が、まずは意思・意図をもって表現しようとすることが、何よりも大切だという原点を教わりました。
 また、地域の現場で奮闘されている参加者の皆さんとの交流も、刺激的でした。私は、世代的にもヒーローとして沖田さんを存じておりましたが、実は長らく地域おこしに携わってきた方でもありました。地域活性化とコミュニケーションは、これから深めたいテーマであり、お出会いできた皆さんと一緒に、これから学んでいくことが楽しみです。

【論文】同志社大学 学習支援・教育開発センター年報 第4号 発行

同志社大学 学習支援・教育開発センター年報』第4号が6月28日に発行されました。
第二部 実践報告として「大学の観光教育におけるPBLの位置づけと活用:「共歓」という視座の可能性」(中島 智・井口 貢)が収録されています。大学と地域の連携や大学教育、フィールドワークのあり方と観光などを振り返りながらまとめたフィールドノートです。
匿名査読者の先生方からは、ていねいなご指摘をいただきました。この場を借りて御礼を申し上げます。

【学会発表】第5回地域活性学会(高崎)

地域活性学会第5回研究大会(高知)   

 2013年7月20日(土)、21(日) 

   @ 高崎経済大学高崎市)1号館

  一日目の20日(土)に「風景づくりと社会的合意形成の手法モデル」と題して、報告します(個人発表)。

    詳細は、地域活性学会のサイトをご覧ください。
http://www.hosei-web.jp/chiiki/taikai/130403.html

【論文】『地域活性研究』第4号発行

『地域活性研究』第4号(地域活性学会)が3月31日に発行されました。
拙稿(事例研究報告)「学生と地域の協働による芸術創造と観光交流の一考察:「湖族の郷アートプロジェクト」を題材に」が収録されています。2005年から滋賀県大津市堅田地域で実施されてきた学生と地域の協働によるアートプロジェクトの報告です。
 研究にあたっては多くの方々にお世話になりました。また、匿名査読者の先生方からは、ていねいなご指摘をいただきました(今回の論文では、カバーできなかった今後の研究課題も明らかになりました)。この場を借りて御礼を申し上げます。

【書評】『同志社政策科学研究』第14巻第2号発行

同志社政策科学研究』第14巻第2号が3月15日に発行されました。
拙稿(書評)「『現代思想2011年11月臨時増刊号 総特集=宮本常一 生活へのまなざし』第39巻第15号(青土社 2011年)」が収録されています。

 匿名査読者の先生方からは、ていねいなご指摘をいただき、内容を改善することができました。この場を借りて御礼を申し上げます。

【論文】第8回政策系大学・大学院研究交流大会学術会議録『京都・都市政策プロシーディングズ』

 第8回政策系大学・大学院研究交流大会学術会議録『京都・都市政策プロシーディングズ』(公益財団法人 大学コンソーシアム京都)が2月に発行されました。2012年12月2日にキャンパスプラザ京都で開催された第8回政策系大学・大学院研究交流大会での中島の発表「堅田地域におけるまちづくり観光の意義と課題:学生と地域の協育によるアートプロジェクトからの示唆」をベースにした論文も掲載されています。

 中島(研究代表者)が、共同研究者の南條智彦氏と共同執筆したものです。研究としてはまだまだ道半ばなところですが、昨年の発表は、京都市長賞(研究奨励賞)を受賞することができました。このような賞をいただくことができ、とても光栄に思います。と同時に、調査研究においてお世話になった多くの方々に改めて感謝申し上げます。

 冊子は定価500円、キャンパスプラザ京都受付窓口(閉館日:月曜)でお求めいただけるそうです。さまざまな分野の研究成果が詰まっていますので、読み物としてもおもしろいと思います(学生たちが、何に興味関心があるのかが分かります)。ぜひご高覧ください。

【論文】『同志社政策科学院生論集 第2巻』 発行

同志社政策科学院生論集』第2巻が1月10日に発行されました。
研究ノートとして拙稿「機関紙『堅田時報』と児童生徒作文に見る戦後復興期の観光論議」、また活動状況報告として「近江八幡をあるく・みる・きく−町家を拠点とした研究・教育活動の実践−」が収録されています。

 前者については、私にとって新年明けて1作目の論考になります。後者については、私が同志社大学政策学部・総合政策科学研究科博士課程(前期課程)の井口教授の演習にティーチング・アシスタントとして関わった見聞をもとにまとめたものです。短い原稿ですが、活動の記録になればと思い、キーを叩きました。

 いつも貴重な経験を共にさせていただいている学生の皆さん、井口先生、TA業務についていろいろ教えていただくとともに、写真を提供していただいた先輩の郭さん、そしてフィールドワークでお世話になった皆さまに、この場を借りて御礼を申し上げます。