【書籍】井口貢編著『観光文化と地元学』(古今書院)

【書籍】     

●井口貢編著『観光文化と地元学』(古今書院

  2011年8月20日発売予定

 前回の記事でもお知らせしましたが、私にとって3冊目の共著がもうすぐ出ます。取材などでお世話になった方々には、すでに本をお届けしました。

 編者は同志社大学教授の井口貢先生。観光やまちづくりに関わる様々な世代の研究者、実践家を執筆陣に迎えて出来上がった1冊です。
 本書は単なる観光本ではありません。震災後をどう生きるか、それぞれの現場からの示唆に富む報告を通して、地域の自律的蘇生への道筋が描かれています。今この時期だからこそ、広く社会に問いかけたい問題が詰まっています。ぜひご高覧ください。
  
 なお、中島は、次の章などを担当しています。

第1部: 観光文化と地元学の視座
 第1章: 観光政策の現状と課題(中島 智)
 第2章: 観光文化に注ぐ地元学のまなざし(井口 貢/中島 智)
第2部: 周縁を巡る観光の地元学
 第5章: 湖都の両義性と観光のゆくえ:大津市(中島 智)
 第6章: ニュータウンの地元学:春日井市(鳥羽都子/中島 智)
第3部: 文化の多様性と地元学
 第12章: 音楽文化が育む地元学と観光(井口貢/中島智/大島康平)
資料:ブックガイドー(中島智/元井雄大

   詳細は、古今書院のサイト http://www.kokon.co.jp/をご覧ください。


『観光文化と地元学』(古今書院)定価 本体2800円(税別)